【機能アップデート】請求機能リリースしました

【機能アップデート】請求機能リリースしました

アップデート

2025/11/4

🚀 請求機能の概要

PICOに請求機能が追加されました。
この機能により、顧客ごとの請求ルールをテンプレート化し、案件ごとに自動で適用できるようになりました。
これにより、請求作業の自動化・統一化・ミス削減を実現します。
設定>会社>会社設定で請求機能を「有効」にすれば、下記の機能を使用することができます。

会社設定

🔧 主な機能

① 請求テンプレートの作成・管理

  • 顧客単位で複数のテンプレートを登録可能
  • よく使う設定を「プリセット」として保存
  • デフォルトテンプレートを指定すれば、新しい案件で自動適用

「顧客詳細ページ > 請求タブ > 請求テンプレート一覧」

顧客詳細ページ > 請求タブ > 請求テンプレート一覧

② 案件ごとの請求設定

  • 施工計画作成時にテンプレートを適用
  • 案件詳細ページからいつでも設定変更可能
  • スキップした場合でも、デフォルトテンプレートが自動適用

「施工計画作成 > 請求サイクル設定ステップ」

施工計画と請求サイクル

③ 請求書の自動生成

  • 請求サイクルに基づき、請求書を自動作成
  • 「施工完了後請求」では、作業完了時に自動発行
  • 「定期請求」では、設定した締め日ごとに発行

「案件詳細 > 請求タブ > 自動生成された請求書リスト」

案件詳細 > 請求タブ > 自動生成された請求書リスト
  • 請求書が作成されていない案件の場合、案件詳細>請求書タブから請求書を再計算したり、手動で作成したりできます。
再計算

🪜 基本の使い方フロー

STEP 1. 顧客ごとにテンプレートを作成

  1. 顧客詳細ページ → 「請求」タブを開く
  2. 「請求テンプレート」→「追加」ボタンをクリック
  3. プリセットまたはカスタムで請求設定を登録

STEP 2. 案件作成時にテンプレートを選択

  • 案件作成中にテンプレートを選ぶだけで自動反映。
  • スキップした場合は、デフォルト設定(施工完了後・30日後支払)が適用されます。
  • 施工完了後以外の請求サイクルを選ぶとその場で仮請求書が発行されます。
  • 仮請求書は何度も再計算ができます。

STEP 3. 自動生成された請求書を確認

  • 「施工完了後に請求」という請求サイクルを案件で設定した場合、施工完了後に請求書が自動生成されます。
  • 下書き状態の請求書を確認・編集・送信可能。

📄 請求書のプレビューと発行設定

請求詳細ページの「プレビュー」画面では、発行前に以下の情報を確認・編集できます。

  • 登録番号(インボイス制度対応)
  • 振込先口座(銀行名・支店・口座番号)
  • ロゴ・社印の表示
  • 支払条件・備考欄の追記

💡 補足
これらの情報(登録番号・振込先など)は、会社設定画面からも登録・変更可能です。

請求書プレビュー


⚙️ 請求頻度と締め日の設定例

PICOでは、案件や顧客に合わせて柔軟に請求サイクルを設定できます。
たとえば、次のような運用が可能です。

🗓 毎月請求

もっとも一般的な設定です。
毎月の作業分を自動でまとめて請求できます。
例:月末締め、翌月末支払

🧾 都度請求

施工完了ごとに請求書を発行する方式です。
スポット対応や単発作業の案件に向いています。
例:施工完了の翌日に自動発行

📦 一回請求

契約完了時に一括で請求するタイプです。
長期契約の終了時や初期費用などに適しています。
例:契約完了時に一度だけ請求書を発行

📆 半期請求

半年ごとに請求をまとめる運用です。
上期・下期ごとのメンテナンス契約などに便利です。
例:4月末・10月末の年2回請求

📅 年次請求

年に1回、年度末などに請求する方式です。
保守契約や年間管理費などに向いています。
例:毎年3月末に請求

💳 請求先設定オプション

👤 顧客自身

そのまま顧客に直接請求します。
こんなときに:標準的な取引ほぼ全部。
注意:特別な設定は不要。

🏗️ 施工場所

現場ごとに請求します。
こんなときに:複数拠点を持つ顧客で、拠点別に支払い管理したい場合。
注意:事前に施工場所の登録が必要。

🧱 元請け

元請業者に請求します(顧客ではなく元請へ発行)。
こんなときに:下請けとして現場対応している案件。
注意:顧客情報に元請けの紐づけが必要/未登録だと選択不可。

📨 カスタム住所

任意のカスタム請求先を作って請求します。
こんなときに:特定部門・別会社・経理代行など、通常マスタにない宛先へ送りたい。
注意新規作成・編集・削除が可能。名称・住所・担当者の入力ミスに注意。

✍️ 運用のコツ

  • デフォルト請求先を顧客側で設定しておくと、案件作成が速い
  • 元請けや施工場所を使う場合は、見積・契約時点で合意しておくと後工程がスムーズ
  • カスタム住所は増えやすいので、命名ルール(例:会社名_部門_拠点)を決めておくと管理がラク

❓よくある質問(FAQ)

Q1. テンプレートを削除したら案件の設定は消えますか?
A. いいえ。案件作成時にコピーされているため影響しません。

Q2. デフォルトテンプレートの設定は何が便利?
A. 新規案件に自動適用されるため、入力の手間がなくなります。

Q3. 設定変更したら請求書は再計算されますか?
A. はい。未来の請求分が再生成され、下書きは更新されます(発行済みは影響なし)。

🧭 お困りのときは

ご不明点や操作で迷うことがありましたら、 いつでもお気軽にご連絡ください。 オンライン、メール、お電話など、ご希望の方法で丁寧にご説明いたします。 PICOサポートチームが、導入から運用までしっかりサポートいたします。