PICOの削除はすべて「アーカイブ」
PICO で削除ボタンを押しても、データは 完全に消えず「削除済み」状態として残り、いつでも復元できます。これを アーカイブ(論理削除) と呼びます。
完全削除(データベースから永久削除)の機能は PICO には実装されていません。データを完全に消したい場合は PICO サポートまでお問い合わせください。
この仕組みのおかげで、間違って削除しても後から戻せます。また、過去の施工記録や報告書で使われていたデータ(例: 削除した薬剤を使った 1 年前の施工記録)も、参照は維持されたまま残ります。
削除済みアイテムを表示する
通常、一覧画面では削除済みアイテムは表示されません。確認するには、画面上部の 削除済み表示 ボタンをオンにします。
オンにすると:
- 一覧に 削除済みアイテム も並ぶ
- 削除済みアイテムには 「削除済み」のラベル や、行の背景色(薄い赤)が付く
顧客一覧・案件一覧・各設定マスタ(薬剤・資材/対象種/サービス/コメント定型文/経費項目/エリア/設置機器種別 など)でこの「削除済み表示」ボタンが使えます。
削除する
一覧画面から削除
- 対象の行の 削除アイコン(ゴミ箱アイコン)をクリックします
- 確認ダイアログが表示されます: 「本当に ○○ を削除済みにしますか?」
- 削除済みにする をクリックします
詳細画面から削除
- 対象の詳細画面を開きます
- 右上の 削除 ボタン(または「削除済みにする」スイッチ)をクリックします
- 確認ダイアログで 削除済みにする をクリックします
確認ダイアログには必ず「※削除済みは復元できます。完全削除ではありません。」と表示されます。
復元する
- 一覧画面で 削除済み表示 ボタンをオンにします
- 復元したいアイテムを探します
- 行の 復元アイコン(戻すアイコン)または詳細画面の 復元 ボタンをクリックします
- 確認ダイアログで 復元 をクリックします
復元すると即座に使える状態に戻り、通常の一覧(削除済み非表示)にも再び表示されます。
削除しても過去の記録は残る
削除済みアイテムが過去のレコードで参照されている場合、その参照は維持されます。
たとえば:
- 削除した 薬剤 が、半年前の施工記録に使われていた場合 → その施工記録・報告書 PDF には引き続き薬剤名が表示されます
- 削除した 担当者 が、過去の施工で割り当てられていた場合 → 施工履歴上の担当者名はそのまま残ります
- 削除した 顧客 が、複数の案件・請求書を持っていた場合 → 既存の案件・請求書は影響を受けません
削除済みアイテムを使った過去レコードの表示形式(通常表示か、削除済みのラベル付きか)は機能ごとに異なる場合があります。実機で確認してください。
同じ名前で再登録するとき
削除済みアイテムと 同じ名前で新規登録 することはできる場合があります。重複登録を避けたい場合は、まず「削除済み表示」をオンにして同名のアーカイブが残っていないか確認 し、あれば復元する方が安全です。
例:
- 「ベイトステーション A」というトラップを削除した
- 後日また同じ「ベイトステーション A」が必要になった
- 削除済み表示をオン にして、過去にアーカイブしたものを 復元 する → 新規作成すると、リストに同名が 2 件並ぶ可能性があります
カテゴリ削除など、子要素も一緒に削除されるケース
一部の削除操作では、子要素も同時に削除(アーカイブ) されます。
| 対象 | 一緒に削除されるもの |
|---|---|
| サービスの カテゴリ(事業) | そのカテゴリ内の サービス内容 すべて |
| 顧客 | 顧客に紐づく 施工場所・案件(参照は残るが論理削除) |
削除前に確認ダイアログで影響範囲が表示されます。復元は子要素も一緒に復元されます。
完全削除したい場合
PICO の通常 UI ではデータを完全に削除する方法はありません。法令対応や運用上の理由で完全削除が必要な場合は、PICO サポートまでお問い合わせください。
どのデータがアーカイブできるか
ほぼすべてのデータがアーカイブ+復元の対象です。
- 顧客系: 顧客 / 施工場所 / 元請
- 業務系: 案件 / 施工計画 / 施工 / 報告書 / 見積 / 請求書
- 設定マスタ: サービス / カテゴリ / 薬剤・資材 / 対象種 / コメント定型文 / 経費項目 / エリア / 設置機器種別 / 生息状況 / 使用方法 / 有効成分 / 仕入れ先 / 施工種別 / 顧客提案
- 組織: ユーザー / 営業所