なぜ「閉じる」が必要か
見積を送って返事が来ない商談は、誰かが閉じない限りいつまでも「見積フォロー」に残り続けます。放っておくと営業ボードが対応しない商談で埋まり、本当に追うべき商談が見えなくなります。
営業ボードの 要対応 と 見積フォロー のドロワーには、その場で片付けるための出口が 2 つ用意されています。
| 出口 | いつ使うか | 何が起きるか |
|---|---|---|
| また見る | まだ見込みはあるが、今は動けない | 指定した日に再連絡する予定が登録され、それまで要対応から消えます |
| 閉じる | 見込みが無い、または重複・誤登録 | 失注として商談を終了します。理由の区分を残します |
これらの操作ができるのは、営業ボードを 自分 で表示しているときと、自分が担当の商談だけです。
行ごとの操作
要対応のカード、または見積フォローの 整理する を押すとドロワーが開きます。
行の右下に出るボタンは、その商談の状態によって変わります。
| ボタン | 出る条件 | 動き |
|---|---|---|
| また見る ▾ | 次の予定が無い | 2 週間後 / 1 か月後 / 3 か月後 から選ぶと、その日 9:00 に「再連絡」の電話予定が作られます |
| 日程を決める | 日時未定の予定がある | 商談詳細でその予定の日程変更を開きます (翌日 9:00 が初期値) |
| 日程変更 / 完了 | 期限超過の予定がある | 予定の日時を変える / 実施済みにする |
| 閉じる | 自分が担当の商談 | 失注理由を選んで商談を終了します |
| → | 常に | 商談詳細を開きます |
「また見る」で作った予定は、指定日を過ぎると 期限超過の営業予定 として戻ってきます。同じ商談に「また見る」を 2 回押しても予定は 1 つだけで、日付が更新されます。
「また見る」は見積フォローの件数を減らしません (返事待ちの見積があることは変わらないため)。見積フォローから外すには、見積のステータスを更新するか、商談を閉じてください。
まとめて閉じる
同じ理由で閉じる商談が複数あるときは、チェックボックスで選んで まとめて閉じる を押します。
- 理由の区分を選びます (下表)
- 必要なら補足を入力します (その他 を選んだときは必須)
- 確認する を押すと、閉じる件数と理由が表示されます
- 閉じる で確定します
一度に閉じられるのは 50 件までです。選んだ中に他の人が担当に変わった商談が混ざっていると、その商談名を表示して全体を中止します (一部だけ閉じることはありません)。一覧を更新してからやり直してください。
失注理由の区分
| 区分 | 使いどころ |
|---|---|
| 返答なし | 見積を出したが連絡が取れない。滞留の大半はこれです |
| 価格が合わない | 金額で折り合わなかった |
| 他社に決定 | 競合に決まった |
| 顧客都合で見送り | 予算・時期・工事中止など、顧客側の事情で無くなった |
| 自社都合で辞退 | 手が回らない、エリア外、採算が合わない |
| 重複・誤登録 | 同じ依頼が二重に登録されていた、誤って作った。受注率などの集計から除外されます |
| その他 | 上記に当てはまらない。補足が必須です |
「返答なし」は立派な失注理由です。「まだ決まっていないから閉じられない」と残し続けるより、返答なしで閉じて、問い合わせがあれば 失注を解除 する方が営業ボードは健全に保てます。
閉じると何が起きるか
商談を失注にすると、次の処理がまとめて行われます。
- 商談の段階が 失注 になり、失注理由が商談詳細に表示されます
- 未実施の現地調査は取り消され、実施者に通知が届きます (日報に実績が記録された調査は取り消しません)
- 送付済みの見積は失注になります (下書きの見積は触りません)
- 自動登録された追客予定は取り消されます。手で登録した予定は残ります
失注を解除する
失注後に問い合わせがあった場合は、商談詳細の失注バナーにある 失注を解除 を押します。
- 商談は失注前の段階に戻ります
- 失注のときに取り消した現地調査と、失注にした見積も元に戻ります
- 自動登録の追客予定は戻りません。再開後の次の予定は、改めて登録してください
区分を導入する前に失注にした商談は、理由の区分が「未分類 (旧データ)」と表示されます。